2012年2月23日木曜日

エントリーナンバー4

こんばんわ!!
suzusi?いやいや。
今日の俺は…『雨宮 流輝』だ!
ではどうぞ。


「さようならー」
6時間目が終わり、学校が終わった。俺は自転車を走らせ、いつものファミレスへ向かった。外は桜が一面に咲いている。
さて、時間があるので自己紹介をしておこう。俺は夕霧誠(ユウギリマコト)。東京都立小栗浜中学校の2年だ。2年と言っても今は4月。なりたてだな。部活はもちろんしている。えっ?何部かって?それはな…おっもうファミレスじゃねえか。
「いらっしゃいませ!」
決まり文句を言っている店員に軽くお辞儀をすると、俺は店の奥へ入った。
「マコト!こっちだ!」
そこに居たのは俺の仲間のシュウだった。シュウは本名荒瀬秀人(アラセシュウト)。俺の隣のクラスだ。こう見えても頭の良さは学年トップクラス。頼もしい仲間だぜ。
ああ、そうだった。部活の話だったな。俺の部活は『SCHOOL TRICK』。直訳すると学校の魔法って意味だな。部活と言っても学校から認証されていない非公認団体だ。今日はこの『SCHOOL TRICK』、略して『スクトリ』の集まりだ。
「今日はショウは遅れてくるらしいぜ。」
「そうか。」
スクトリは現在3人。俺、シュウ、ショウの3人だ。ショウは本名赤羽翔(アカバショウ)。俺らの中で運動神経はピカイチだ。
「じゃあそろそろ始めるか。」
皆さんの中にはまだスクトリがどんなものかを分かっていない人がいるかもしれない。ずばり言おう。スクトリとは…学校を楽しむ!ただそれだけの部活だ(部活と言えるのかは分からないが)。具体的な今までの活動と言えばチョークの中心に穴をあけて折れやすくしたり、職員室の給湯室のコーヒーの粉をカレー粉にしたりと実にくだらないものだ。でも、かなりスリルがあり面白い。今日もいたずらの方法を考えているところだ。
「で、今日の議題はなんだ?」
「やっぱり…新入生の確保だな。」
3人じゃやれないいたずらも、せめて5人くらいいてくれたらできるからな。
「でも、どうする?こんな組織があることを生徒会にばれたら…。」
「だから、見つからずにできる方法を考えるんだよ!なにかないか?」
…無言の状態が続く。難しいもんだな。生徒会…いや、1年生以外にばれずにこの組織の存在を伝える…か。
「おーい!マコト、シュウ!」
「ショウ!遅かったな!」
ショウは俺達とは違い、ジャージ姿だ。
「ああ。陸上大会の練習してたんだが、放送委員が手間取っててよ。」
「…!!それだぁ~~!!」
シュウがいきなり叫んだ。ここがファミレスだってこと忘れてねぇか?
「何を思いついたんだよ。」
「放送だ!放送室を使うんだ!」
「おいおい、お前ら何の話してんだよ。」
そうか、ショウは聞いてなかったな。
俺は今までの話をショウに伝えた。
「なるほどな。放送なら1年生だけに伝えることが可能だな。」
「じゃあ、大体は決定だな。だが、問題点がたくさんあるぞ。」
「それは、後から考えればいいじゃねえか。」
こうしてその日の会合は終わった。その後も作戦会をし、いよいよ作戦実行の1日前となった。
「では、今から明日の計画の確認を始める。まず、これを配っておこう。」
そういうと、俺はスクトリの数少ない備品(もちろん自分たちで買ったのだが)の中からトランシーバーを1人ずつ渡した。
「今回の作戦は2日かけて行う。まず明日だが、俺達は夜に放送室横の生徒指導室に忍び込む。そして、シュウは回線を生徒指導室につなぎ、隣の部屋から放送できるようにする。俺とショウは校内を見張っておく。異常があったらトランシーバーで報告だ。」
「待て、鍵はやっぱり…あれか?」
「ああ。もちろん俺がピッキングで開ける。」
俺の特技はピッキング。結構役立つんだぜ。
「その前に、そもそも何で明日なんだ?」
「俺が調べたところ、明日は生徒会は研修に行くため、放送委員長の辻ヶ崎美江はいない。つまり、比較的安全だということだ。」
「なるほどな。さすがマコトだぜ。」
まあ、それほどでも…あるなw
「で、本番の明後日の放送は誰がするんだ?」
「その日は俺に任せとけ。いい考えがある。」
「ふ~ん。じゃあ頼むぞ。」
そういい、俺たちはわかれた。その日の夜は妙に長く感じた。


いかがでしたか?
明日は期待の新人
『月神 錬磨』登場!

0 件のコメント:

コメントを投稿